閉経による骨粗鬆症


骨の成分が全体的に減少し、骨に小さな穴が多発して鬆(す)が入った状態になり
骨折しやすくなった状態を骨粗鬆症と呼びます。

骨が軽石のようにもろくなり、骨折しやすくなる
骨が変形する、腰や背中の慢性的な痛みなどにつながります。

日常生活程度の負荷でもたやすく骨折するようになり
老人の寝たきりの多くが骨粗鬆症による骨折が原因となっています。

現在、90万人はいると言われる老人の寝たきりの原因のうち
第3番目が骨粗鬆症による骨折なのです(脳卒中、高血圧に次ぐ。)。


骨は、破骨細胞が骨を壊し骨芽細胞が骨を作るという過程を繰り返して
常に骨を作り変えています。

閉経する前では、女性ホルモンのエストロゲンが破骨細胞の働きを抑え、
骨芽細胞の働きを促進して骨量を維持しています。

男性は50才以後も骨密度の減少が緩やかなのに対して
女性は50才を過ぎると、骨密度が急に減少します。

これは閉経による女性ホルモンの減少が原因です。

さらに女性は男性に比べてもともとの骨量が少ないため、閉経によって
骨の形成・吸収のバランスが崩れたときに、症状が表面化しやすい。

閉経してエストロゲンの分泌が減ると骨芽細胞の働きが弱まるため、
女性は閉経時に骨密度が減少して骨粗鬆症になりやすくなり
骨折しやすくなります。

閉経後にエストロゲンの分泌が減少した事が原因となり
骨粗鬆症の患者のほとんどが閉経後の女性になっています。

その後老化に伴って、骨が吸収される働きの低下よりも
骨が形成される働きの低下の方が大きくなり骨量が更に減少します。

posted by korekara at 15:54 | 閉経によるトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする