閉経すると、更年期障害や骨粗鬆症、コレステロール値の上昇など悪い影響ばかりのイメージですが、もちろん良いこともあります!
何と、シミのなかでもなかなか治りにくい、肝班(かんぱん)が薄くなるのです。
もちろん閉経した人全員の肝班が消えるという訳ではありません。
肝班の色素沈着を改善しようとしたり隠そうとするために、
いろいろな外用薬や化粧品を使っていて、皮膚炎を合併しているケースが多い事や、
肝班は、夏にひどくなり冬にうすくなる傾向がある事からも判るように、
紫外線によるシミと合併しているケースも多いからです。
では、そもそもこの肝班とは、どういったシミなのでしょうか?
肝班は、男性に出来ることは少ないシミで、ほとんどが30〜50才代の女性に現われています。
もともと色素の多い私達日本人などのアジア人、ヒスパニック、インド人などに多くみられ、白人に出来ることは少ないシミです。
その中でも皮膚の色が浅黒く、日焼けによって皮膚が黒くなったり、炎症後に色素沈着を起こしやすいタイプの女性に出来やすくなります。
肝班は、妊娠して発症したり、ピルの服用によって出来たり悪化したりすることから、
女性ホルモンのバランスが影響しているといわれていますが、はっきりとした原因は不明です。
肝班という名前は、シミの色が肝臓に似ているから付いた名前なのだそうで、肝機能や肝障害とは全く関係はありません。
肝班は顔の広い範囲に出来ますが、目のまわりだけは白く抜けたようにシミが出来ず、そのため頬のシミがますます目立ってしまうのです。
皮膚科ではトラネキサム酸が処方され、治療効果は4〜5週間後に現れるようです。
通常、シミの治療では内服薬やケミカルピーリング、レーザー治療などが行われますが、
肝班の場合だと、レーザー治療では逆に悪化してしまうことがあります。
閉経すれば気にならなくなるとは言え、肝班の状態を閉経の時まで我慢するのはチョットつらいですよね。。。
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