閉経後は女性ホルモンが激減するために、尿路結石にもなりやすくなります。
尿路結石は、男性がかかる病気というイメージがありますが、女性でも閉経後に多くみられます。
尿路結石とは、尿の通り道に石(結石)ができる病気です。
腎臓で作られた尿は、尿管を通り膀胱で溜めるられた後、尿道を通って排尿されます。
この腎臓・尿管・膀胱・尿道のどこかに結石ができている状態なのです。
尿路結石の痛みは、腎臓や膀胱内に結石がある場合には、症状が出なかったり鈍痛なのですが、尿管ある場合には激痛が起こります。
結石が尿管に詰まると、背中や脇腹、下腹部などに疝痛発作と呼ばれる激痛が起こり、冷や汗・吐き気や嘔吐を伴い、時には血尿がでることもあります。
でも石が尿に流されて体外に出されれば、ウソの様に痛みがなくなります。
尿路結石が男性に多く見られるのには、女性より尿酸量が多いという理由があります。
尿酸はプリン体が分解してできた老廃物で、血液中の濃度が高くなると 溶けきれなくなった尿酸が結晶化するのです。
男性は女性よりも筋肉量が多く、体内で活性酸素ができやすいために、活性酸素を掃除する抗酸化物質でもある尿酸を多く持っているのです。
また女性ホルモンには、尿酸の排泄を促し、結石を作りにくくするクエン酸を増やす働きがあるのに対して、
男性ホルモンは、結石の成分になりやすいシュウ酸を増やす働きがあるからなのでそうです。
このような理由から、閉経後は女性でも尿路結石になりやすくなってしまうのです。
尿路結石の予防には、栄養のバランスをとり食べ過ぎ・飲み過ぎをやめる、適度な運動をする、ストレスを上手く発散させて溜めないといった事が大切になります。
さらには、水分をしっかりとり、プリン体を多く含んでいる食品を控えるという点にも注意していきましょう。
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