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豊かな髪は、女性としてのパワーの象徴
私は、数年前に抗がん剤治療のため、約1年の間 髪を失いました。
その間、健康な女性たちの豊かな髪の毛を目にする度に
眩しいようなエネルギーを感じていました。
やはり豊かで美しい髪の毛は、女性としてのパワーの象徴です!
治療を終えて髪は徐々に復活してき始めましたが、
今度は抗がん剤治療での後遺症、子宮の委縮です。
もう昔のような髪の毛には戻れないのかなあ、と
あきらめていましたが、ホルモン療法のお陰か、日頃の節制の賜物か
完全復活までには至りませんが、9割方の復活です。(^-^)v
髪の毛の衰える原因としての、女性ホルモンの存在は大きいものです。
女性ホルモンの中でもエストロゲンは
髪の成長期を持続させる作用や、髪の成長を促進すさせる作用、
新たに髪を生やし育てる作用もあります。
女性は40才前後から女性ホルモンの分泌量が減り、
そのため男性ホルモンの割合が相対的に大きくなり
(女性にも男性の約1/10の男性ホルモンがあります。)
髪の毛が細くなって、あまり長く伸びずに抜けるという薄毛の状態になっていきます。
女性ホルモンの分泌が減るとはいっても、一定量は分泌されているので、薄毛の状態が維持されています。
しかし閉経してしまうと女性ホルモンは分泌しなくなり、
副腎から出されている男性ホルモンの作用で男性型脱毛
(前頭部や頭頂部から脱毛する傾向)が進みます。
閉経した女性が薄毛になってしまうのは、閉経による
女性ホルモンの減少によってホルモンバランスが崩れることも
要因の一つだと考えられます。
プチ更年期をご存じですか?
まだ若いのに更年期とは違いますが、更年期の様に女性ホルモンの分泌が乱れ
更年期障害の症状を訴える人が増えてきています。
そもそも実際の更年期は、閉経をはさんだ前後10年間を指し
エストロゲンの分泌が減る一方で、視床下部がエストロゲンを分泌させようと奮起し
その結果自律神経のコンロトールがうまくいかなくなることで起こるといわれています。
このときに心身にあらわれる更年期障害は、不定愁訴(ふていしゅうそ)と言い
頭痛、肩こり、冷え、のぼせ、めまい、疲労倦怠感など様々です。
平均的には40代半ばから50代半ばあたりに起きますが
卵巣機能が安定しているはずの若い女性にこのような症状があらわれることがあります。
更年期障害は卵巣機能が働かなくなって起こりますので、
同じような症状があっても、検査して卵巣機能が働いていれば本来の更年期ではないのです。
プチ更年期は、自律神経の乱れによって卵胞刺激ホルモンの分泌が低下し、
エストロゲンが減少するもので、卵巣機能は衰えていないのが普通です。
はっきりした原因もないのに月経が不順で、更年期障害ような症状が続く場合
プチ更年期の可能性があります。
プチ更年期の主な症状としては、3ヵ月以上月経がないことと
肩こり、頭痛、発汗、動悸、倦怠感、めまい、体の冷え、イライラ、不眠、集中力や記憶力の低下
などの心身の不調があらわれます。
これらの症状は辛いものですが、女性ホルモンが低下した状態が長く続き不妊症になったり、
卵巣機能が衰えてしまい本当に閉経してしまうともっと辛いことになります。
また女性ホルモンは、子どもをつくるために必要な働きのほかに、
体を守るさまざまな働きをしています。
プチ更年期を長く放置しておくと、将来的に骨粗しょう症や高コレステロール血症
脂質代謝の悪化などのリスクも高まるといわれていますので
早めに婦人科で治療を受けましょう。
診断は、血液検査でホルモン値を測定し
治療法では、不足しているホルモンを補充する方法、排卵誘発を行う方法、
漢方などで体質を改善していく方法などがあります。
プチ更年期の原因としては、ストレスや過剰なダイエット、過労、
喫煙(血管を収縮させ体のストレスになる)などが挙げられます。
更年期障害の場合は卵巣の老化なのですが
プチ更年期はストレスや疲労などが大きく関係しています。
睡眠不足を避け、規則正しい生活とバランスの良い食事、ストレス解消を心がけましょう。
更年期の症状は人それぞれ
更年期は、閉経を挟んで前の5年の閉経前期と
後の5年の閉経後期を指しています。
人によりこの更年期の症状は違ってきます。
症状が現れなかったり軽い症状しかみられない人もあれば、
重い症状に苦しんだり、その中間の程度の人もいます。
その症状が強くて仕事や家事に支障をきたす場合を更年期障害といいます。
閉経前後の更年期症状は、閉経が近づくにつれ、
ホルモンの濃度が大きく変動するために起こると考えられています。
更年期の症状としては月経不順がみられ、
月経周期が短くなったり、逆に長くなったりします。
月経の期間や重さにも変化が現れることがあり
閉経だと思うくらい何カ月も月経が途絶えたかと思うと
また規則的になることもあります。
閉経になるまで定期的な月経が続く人もあります。
ほてりやのぼせといった症状はホットフラッシュとも呼ばれ、
多くの女性が経験する自律神経失調症状です。
ホットフラッシュは、1年以上にわたって起こす人が多く
その中でも半数近くの女性に5年以上この症状が続きます。
ホットフラッシュの原因ははっきりとはわかっていませんが、
ホルモン濃度の急激な変動に関係し
皮膚の表面に近くの血管が拡張するために起こると考えられています。
この熱さを東洋医学では「骨蒸潮熱」と表現しています。
ホットフラッシュの症状は「骨髄から蒸して沸き立つような熱さ」だということです。
ホットフラッシュは30秒から5分くらいの間続き
その後に悪寒を感じることもあります。
血管が拡張して血流が増えるため、大量に汗をかく人もいます。
ほてりによる寝汗が睡眠を妨げ、睡眠不足で疲れたり、いらいらする人もいますが
この症状が現れない女性にも睡眠障害はよくみられます。
閉経期前後の更年期にみられる症状としては
気分の変動、うつ、刺激に対する過敏性、不安、神経質、不眠、集中力低下、頭痛、疲労
めまい、しびれ、動悸などもあります。
これらの症状はエストロゲン濃度の低下と関連していると考えられますが、
正確には明らかになっていません。
更年期の症状は不快なものですが、その多くは閉経以降は頻度も強さも低下していきます。
しかし閉経でエストロゲンが減少したことで引き起こされている合併症は、
治療をしないで放置していると進行します。
更年期を知りましょう。
成人女性の卵巣からは、女性ホルモンが周期的に分泌されています。
女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり
この女性ホルモンの働きによって、月経が起こり妊娠出産が可能となっています。
女性ホルモンは月経や生殖器、妊娠、出産などに作用するホルモンと考えられがちですが、
全身の器官に対して実にいろいろと作用しているのです。
女性は卵巣から分泌される女性ホルモンの作用によって、
小児期、思春期、性成熟期、更年期、老年期という変化を経験します。
思春期になり卵巣からのホルモン分泌が活発になってくると、初潮を迎え、乳房、性器が成熟し、
やがて性成熟期を迎え妊娠や出産が可能になります。
女性ホルモンは、出産後の授乳などに深く関わっています。
また性器の潤いを保ち、膀胱などの泌尿器の粘膜の保護にも大切な役割をしています。
女性ホルモンの全身的な作用は、動脈硬化の原因になる
低比重リポタンパク、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の分解、排泄をし、
高比重リポタンパク、HDL(善玉)コレステロールの合成を促し、分解を防ぐことです。
骨の代謝では、古い骨を壊して吸収する破骨細胞の働きを抑えて
骨量を保ち、骨芽細胞の働きを促進して骨量を安定させています。
その他では、女性らしい肌や髪の維持や脳の循環を良くして老化を防ぐ
気分を明るくコントロールするなどの機能があると言われています。
この様に女性ホルモンは生殖機能に関する働きだけでなく、
体の様々な器官に作用しています。
妊娠出産のリスクを減らすために女性の身体を保護していると考えられます。
しかし40代後半から卵巣の機能が低下し始めると、
分泌される女性ホルモンの量が激減し、やがて閉経を迎えます。
この閉経前後の10年くらいの間、45才〜55才くらいまでの期間が更年期です。
女性ホルモンが低下する更年期にはいろいろなトラブルが生じることがあり、
この時期に現れる器質的疾患の裏づけのない体や精神の症状の総称を
更年期障害と呼んでいます。

